2009年07月21日

師匠は4才児

わたしを圧倒するものは子供の絵

特に4才くらいの子供の描いた絵はマジでヤバい

人間の顔を真っ青に塗ったかと思うと真っ赤な目玉を描きそこから手足を何本も生やし

これはママだと言ってみたり (゜д゜)

度肝を抜かれるような最高のパフォーマンスをかましてくるのだ

そんな彼らをわたしは師匠と呼びたいほど強烈に憧れている

まるで自由に音を出しているようなあんな図々しくてカッコイイ線で思いっきり描いてみたい

2、3年前ハワイのタロイモのデザインでサイフの注文をいただいた

たっぷり水分を蓄え太陽に向かって挑んでいるようなあの力強い茎と葉っぱ

それを見た時の感動をありのまま子供のように表現したい 

膨大な数のスケッチを描いているうちにだんだん余計な作為が取れてきて

4,5才の子供の手つきに近づいてくる



いっぱい時間を費やしてやっと描いたシンプルで幼稚でうつくしいタロイモちゃん!

どうですか 4才児になれてますか

わたしにとっては会心の出来ですが



しかしこんな絵を革のサイフに堂々と彫っちゃうわたしのようなヤツもいないでしょうね(笑)

でもでも 一番スゴいのはコレを気に入って使ってくれてる友人の魂なんだよなー

ありがとう!! 感謝!!



  
Posted by kumi d'oro at 17:25Comments(10)定番の革絵サイフ